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2008-07-09

何となく愛着

この日記を書き終わると、僕はかなり長い間、自分の書いた文章を読み返す。推敲するという意味も確かにあり、ちょこちょこ直しを入れるのだが、それにしては時間が長く、書くのに要するのと同じか、それ以上の時間、書いた文章を読み返すことが多い。
必要があって、というのとは、ちょっと違うような気がする。自分の書いた文章を読み返しているのが、快感なのだ。

汚い話で恐縮だが、鼻糞をほじくるのと似ているのではないかと思う。ほじくった鼻糞は、すぐ捨ててしまえば良い所、何となく愛着が湧いて、ずっと指で丸めていたりする。
自分の体内から出たものに対する愛着、なのではないかと思う。