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2008-07-26

今日の一日

家に帰ると風呂に入り、エアコンの効いた部屋でウイスキーの水割りを飲むのが、至福のひとときだ。近くのコンビニで買うブラックニッカをボトルごと冷蔵庫で冷やしておき、やはり冷えた天然水で割る。氷は使わない。それをだいたい4、5杯、ときには7、8杯飲む。

飲みはじめてから床につくまで、4時間かかる。今日は11時過ぎに飲み始めたので、寝るのは3時過ぎになる計算だ。メールやブログ、Webのニュースをチェックし、この日記を更新し、更新した日記を舐めるように何度も読む。それで4時間が過ぎる。

昨夜はちょっとしたことで眠れなくなってしまい、明け方4時に寝た。7時起床の3時間睡眠で、一日中車を運転した。ちょっと心配したが、何とかなるものだ。以前は車を運転して、眠くなることなど無かった。最近は年なのか、高速を運転していると、油断するとすぐ眠くなる。

車を運転したというのは、韓国人の女子大生を二人、尾道と倉敷に観光に連れて行ったのだ。初めは尾道だけのつもりだったが、韓国人を連れて行って分かったのは、尾道に行って楽しいのは、日本人の、しかも40歳以上だけなのではないかということだ。

千光寺公園の山の上から見る瀬戸内海の景色だけは、誰が見てもうっとりするが、それ以外はラーメンもぱっとしないし、昭和の街並みも、昭和を知らない人間にはそれほど興味が湧かない。倉敷の美観地区で民芸品やかわいい小物の店を見せてやっと、何とか体裁が整った。

今日もつたふじのラーメンを食べたのだが、広島のすずめ陽気と比べると、やはり大人と子供くらいの開きがある。魚介のスープは、悪くはないがコクに欠けるし、また麺がゆで過ぎの上に、スープとの絡みが悪い。尾道ラーメンとは、町おこしの成功例、という程度のものなのではないかという気がする。

案内した韓国の女の子たち、とても良い子だった。大学で日本語を勉強しているそうだが、礼儀正しくそつがない。ホームステイで来ているのだが、そうやって日本に来るような子たちは、いいとこの家庭の子なのだと思う。大学を卒業したら、現代や三星など大企業、財閥に就職したりするのだろう。

偏見だが、韓国はけっこうな格差社会なのではないかと思う。かたや大企業、財閥に勤めるか、そうでなければ市場の店子や商店など個人事業を営む。何故だか分からないが、中くらいの大きさの企業があまり無いのではないかという気がする。

またこれも偏見だが、韓国では男があまり働かない。働いていると称して、だいたい酒を飲んでいたりする。額に汗して、足を棒にして働いているのは女性で、たぶん韓国の女性は男を立てながら、家庭から仕事から全ての切り盛りをする。おしとやかで従順に見えるが、じつはとても気が強い。

韓国の男を見ると、何となく女たらしかヒモかマザコンか、いずれにしても女性の目を常に意識しているという感じがしないだろうか?あのでかい格闘家も、マザコンの匂いがする。よく働く出来た女を手に入れられれば、それで人生が安泰だからなのではないかと思う。

韓国の芸能界というのは、そういう女たらしの男の中でも群を抜いている者が集まっているのであり、プロの中のプロとも言える存在なのだ。日本のおばさんたちが全員骨抜きにされてしまうはずだ。日本の芸能界にも、韓国出身の人間は多いとのことである。

夜は広島の花火を見た。延々1時間にわたって、千発以上が打ち上げられる。すごい迫力だった。花火も一種の芸能だろう。大空を舞台に、一つのストーリーが描かれていく。一年がかりで準備するのだろう、それは一時間でかたがつく。花火職人の苦労たるや、並大抵ではないと想像する。

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