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2009-01-02

年越し


大晦日は、「ブラッサリー・アブサン 」の姉妹店である「ジャングル・ジャップ」でカウントダウンパーティー。
ジャングルジャップは30年ほど前にオープンした、ジャンルは何なんだろう、まあバーだと思うけど、ジャズの生バンドが入り、おいしいフランス料理を食べながら、お酒を飲む店。
名古屋で初めて、ジャズの生バンドを入れた店なのだそうだ。

入り口は、


厚い木の扉で中はまったく見えず、脇の小さな額には「人見知りをする店」と書いてあったりするから、入るのにはかなり勇気がいる。
アブサンを「隠れ家的」と前に書いたけど、ここはアブサン以上に隠れ家的。

店内のインテリアは、これもアブサン以上に妖しい感じで、要はこちらが本家で、アブサンはその復旧版とでも言えるような場所なのだ。
女の子とデートとかして、「今夜は勝負だ!」とかいうとき、キメにここに連れてくる、とかいうのが、本来の使い方なんだな、たぶん。
まあしかしカウントダウンパーティーは通常営業とは異なり、スタッフの慰労会なんかも兼ねていて、ちょっとくだけた雰囲気。

ジャズのライブもあり。


この奥で和服で歌っている人、「佳川夏己 」というジャズシンガーなのだが、話を聞いて驚いたのだけれど、3年前まで普通のOLで、ジャズのジャの字も知らなかったのに、それからいきなり勉強を始めてジャズシンガーになってしまったのだそうだ。
歌は好きで上手くて、テレビのコンテストで優勝したりもし、OLの傍ら6つのロックバンドに参加したりしていたということはあるらしいんだけど。
そんなことあるんだな。

それからなんと、オペラもあり。


この人は「久保田陽子」という人で、普通の大きなホールとかでも公演するそうだけど、もっとお客さんと近いところで歌いたいというので、こういうオペラとはあまり関係のない場所でも歌ったりするのだそうだ。
伴奏なしのアカペラで、「椿姫」とかいうオペラの「乾杯」というところを歌ってくれたりするんだけど、声量ばっちしの本格派。
「派」じゃなくて、本物なんだけど。
色んな人がいるんだな、世の中。

餅つきもあり、


無事にカウントダウンで年も越し、夜は更けていくのであった。

パーティーが終わって、それからオーナーと、賑やかしの女の子達といっしょに熱田神宮へ。


お賽銭、いつもは100円とかそんなもんなのに、今回は1,000円を奮発。
そしたら早速効き目あり、おみくじはなんと、


大吉。
こりゃー幸先いいわ。

ジャングルジャップ:http://r.gnavi.co.jp/n174400/