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2010-03-15

法然院

苔生した山門

鬱蒼とした境内

やはり東山のふもとにある

見られる唯一の文化財らしきもの

現役で活動する寺なのだ

叩くなと言われると叩きたくなる
京都に、もう80を越えるのだが、知人がいて、先日お会いしたとき京都の名所でどこが一番好きかを尋ねたら、この「法然院」だということだったのだ。「京都は観光客ずれした場所も多くて」とのことだったが、たしかにこの法然院、銀閣寺のすぐ隣にあって、哲学の道も近いから、観光客はけっこう訪れるのだと思うが、観光客ずれしたところが全くない。どちらかというと無愛想で雑然としていて、鄙びた山寺という趣きだ。
しかしただ無愛想で鄙びているということではなく、ピリっと張り詰めた、厳粛な空気が、境内の一面を覆っているのだ。比叡山の延暦寺へ行ったときも感じた空気で、「パワースポット」という言葉を使ってみたくなる、これは現役の寺の空気なのだな。
この法然寺は、浄土宗の開祖法然が、鎌倉時代、ここにあった草庵で修行していたが、法然の死後荒れるに任せていたところ、江戸時代、浄土宗総本山知恩院の第38世である萬無という人が、法然ゆかりの地に念仏道場を建てたいと思い立ち、弟子が作ったというのが初めだそうだ。長らく浄土宗の一派だったが、戦後独立した宗教法人となり今に至っているということで、伽藍は日常的に、檀家さんが集まり、法要を行っているので、春と秋の決められた日以外は、一般公開していない。
そういう場所だから、観光的な意味ではあまり見るものもないのだが、入場料も取られないし、銀閣寺まで来たのなら、ここまで足を延ばしてこの厳粛な空気に身を洗われるのは、悪くない。後で知ったが、谷崎潤一郎の墓もここにあるそうだ。
★★★★
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