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2010-07-11

新福菜館 三条店

今日みたいに雨が降ってると、近くで行きやすいということはあるのだが、それでなくても、やはり週に一度は食べたくなるのだな、ここのラーメン。

この店のラーメンが今のラーメンからすると、ずいぶん変わった形であるということが、この店が創業された戦前という時代が、ラーメンが本格的なブームになった戦後以降とは、いろいろな点でずいぶん違ったからじゃないかということは、僕のつまらぬ考えをこれまでも何度も書いてきたのだが、今日少し調べてみたら、ラーメンに欠かせないニンニクを日本人が食べるようになったのは、やはり戦後以降なのだそうだ()。中国から来た麺料理には当然たっぷり入っていただろうニンニクを使わずに、コクのある味を出すために、こってりとした甘辛い醤油味にしたということが、大きいのじゃないかと思うがな、やはり。

あとやはりラーメンには欠かせない、化学調味料も、本格的に使われ始めたのは戦後なのじゃないかと思ったりするのだが。これはネットで調べてみたが、よくわからなかった。

あともう一つ大きいのじゃないかと思うのが、京都という土地柄の特殊性だ。京都では肉は一番は鶏肉、それから牛肉で、豚肉はどちらかといえばあまり食べないのだ。その豚肉をたっぷり使ったラーメンを、京都で流行らせようと考えたとき、その分味付けは、日本人になじみが深いこってりとした醤油味にしようと考えるということは、ありそうに思うのだ。

とまあいろいろ思ったりもしながら、今日も小ビールとラーメン大盛、たいへんうまかった。