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2010-09-26

今日の一日

昨夜はつまみを作って晩酌を始めたものの、だいたいおとといの夜は、明け方4時すぎまで遊んでいたわけで、すぐに眠くなってしまって、11時ごろには床に入った。
6時ごろ一度トイレに起きたが、また寝たら、起きたら9時半。
10時間睡眠を達成なのだ。
40を過ぎた頃からか、10代の頃のように、いくらでも寝れるというわけにはいかなくなって、考えてみたら高校生の頃とか、16時間睡眠とか、ふつうにしていて、起きて学校に出かけようと家をでたら、12時間ちがって夜だった、みたいなこと、けっこうあったわけだが、今じゃ10時間寝れたというだけでも、かなりの達成感がある。

起きたら顔も洗わず、そのままサウナ。
朝のサウナというものは、人生の幸せのなかでも、かなりの上位にランクインするな。
今日一日、有意義なことはひとつもしないぞ、という、宣言みたいなものだからな、これは。

そして、サウナの休憩室で、朝ビール。
昨日までさんざん酒を飲んだから、べつにそれほどビールが飲みたいというわけでもなかったのだが、休日にサウナに入って、ビールを飲まないというわけには、いかないわけだ、僕としては。

そして今日は、2週間ぶりの新福菜館三条店。
大盛りラーメン麺かため卵入りと、小ライス。
さすがに京都を離れているときは、いくら中毒になっているとは言え、このラーメンのことを思い出すことはなかったが、帰ってくると、まずこのラーメンを食べないわけにはいかなくなる。
そして当然、今日もうまい。
たぶん僕は、もし死ぬまで一週間にいっぺん、このラーメンを食べ続けたとしても、飽きることはないな。
というか、これは中毒なわけだから、「飽きる」という概念自体が、ハナから存在しないわけだ。

家に帰ったら、昼寝。
3時間も寝た。
これでほとんど、この一週間の疲れは解消したな。

今日は「五条楽園」という、遊郭地帯で何かイベントがあるというのを、ずいぶん前に「ikoi cafe」で聞いていて、五条通あたりにあるカフェや飲食店が共同で主催するイベントということなのだが、なぜそれを五条楽園という、京都でも唯一といえる、激しく怪しい、ディープな場所で開催するのか、ちょっと興味があったので、ちょうどいい時間に昼寝から目を覚ましたし、出かけてみることにした。

「五条会館」という、五条楽園の中にある、歌舞練場が会場で、ちょっとした出店もでて、飲み物や、手作りのつまみなぞも買うことができるようになっている。

生ギターの弾き語りやら、セクシーオネエちゃんのベリーダンスやら、ジャズのトリオやらが出演していたので、僕もちょこちょことつまみを買って、生ビールやら日本酒やらを飲みながら、座って見物した。

カフェのオーナーや、その関係者、お客、が集まるイベントだったようで、そこにいたのは、20代から30代の、わりと洒落た格好をした、おとなしい若者がたくさんいるという感じで、会もなんともゆるい、趣旨がまったく不明で、それを説明すらされることがないというものだったが、趣旨など説明しないというのが、イマ風なのだろうな。
だいたいこの不景気で、若者の失業率も高く、閉塞感に充ち溢れた時代、60年代のフォークイベントではないのだから、何かの主張などしても、どうにもなるものでもないということは、皆よくわかっているのだろう。
それなりに居心地のよい場がそこにあれば、それで良しということなのだよな。

この会を五条楽園でなぜ開催したのか、ということだが、主催者に聞いたわけではないが、とくべつな理由はなく、五条楽園というのも、若い人たちにとっては、どういう場所だか、あまり実感としてないのだろう。
古い町家を改装してカフェをやるみたいな、そういう感覚で、この場所を使った、というだけのことだったのだと思う。

僕もその雰囲気を、そこそこ楽しんで、適当に引き上げてきて、今はまたちょっとしたつまみで、熱燗を飲んでいる。

このところ大阪地検特捜部のフロッピー改ざん問題とか、尖閣諸島の問題とか、まさに内憂外患、日本の屋台骨をゆるがしかねない問題が続出しているわけで、発足したばかりの菅内閣、早速試練に見舞われているわけだ。
尖閣諸島の件については、相手が怒っているから、何でもよいからとにかく返してしまおうという、菅首相のああいうやり方については、僕もかなり疑問を感じるわけで、どうも菅首相は、部下の言ったことを、自分でよく考えることもなく、面倒くさいからじゃあそれでいいよ、みたいな形で、通してしまうという癖があるみたいだな。
日本をどうしたいということよりも、部下に好かれる上司でありたいということが、先に立っているみたいだ。
それじゃあダメなのだよな。

たぶん菅首相は、前任の鳩山元首相を反面教師としていて、鳩山元首相が、理想論ばかりぶち上げて、実務的にまったく無能力だったものだから、自分はそうはならないぞと思っているのだ。
消費税10%というのを、首相になった初めに言ったというのも、鳩山元首相が、あとから追い込まれて方針を転換して、支持率が落ちたものだから、自分はそうなならないぞということで、あとから難しくなりそうな問題について、初めに言ってしまっておきたいと思った、ということであるような気がする。
なんかそういうのって、考え方が小さくてイヤだな。
目くそ鼻くそを笑う、みたいなもんだ。
どうなってしまうんだかな、日本は、これから。