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2010-09-28

昼めし

家からわりと近くにあるぎょうざの店、「龍園」。
二度目の訪問なのだ。

ぎょうざの店ということで、思わずビールを注文。

ぎょうざ一人前、400円。
ここは焼く直前に、手押しの機械で皮をのばし、あんを包むようにしているみたいで、たぶんそうしないと、皮が溶けてしまうからだと思うのだが、このモチモチの皮が、まずうまい。
野菜のたっぷり入っているあんは、けっこうな量。
ジューシーというよりは、ホクホクした食べごたえなのだ。

ギョウザに付けるタレは、ふつうに酢醤油でもいいし、べつに特性の味噌ダレも置いてある。
これにラー油を加えて食べると、かなりうまい。

ぎょうざを食べ終わったらラーメン。
570円。
完全に澄んだ鶏がらスープで、ほんのりショウガの香りがする。
チャーシューは歯ごたえよく炊かれたバラ肉。
具はそれに青ネギだけ。

麺はちょっと透明な感じの、弾力のあるタイプ。
中華料理屋的なラーメンだな。

ここは完全に、壬生の住宅地の中にあり、お客さんも近所の人以外はほとんど来ないのじゃないかと思うが、ぎょうざがメインの店というのは、それほど多くないこともあり、たまに行く価値のある店、ローテーションのひとつに入れて、悪くないところだと思う。
もともとこの店をやっていた大将が亡くなり、女将さんがあとを受け継いて、今は娘さん二人がおもにやっているということらしく、大将のやり方を、そのまま伝えているということなのだと思うが、きちんとした味がする。
そういう、亡くなった大将を護る店だということのためなのか、この店、透明感のある静寂が店内を支配していて、まるで京都の寺に来たみたいで、とても癒される。

「ぎょうざ定食」がメインのメニューで、一人前8個入りが600円、12個入りが760円、16個入りが900円となっている。
ほかにチャーハン、天津飯、天津麺などもあり。


龍園 餃子 / 二条駅西院駅(京福)西大路三条駅
昼総合点★★★★ 4.0