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2010-09-17

イワシ梅煮

料理をするということについて、いちばん楽しいのは、僕は買い物だと思うんだよな。
一人暮らしとかしていて、仕事が毎日遅かったりすると、買い物はできるだけ省いて、週にいっぺんだけ、一週間分をまとめて買ったりすること、考えたりすると思うのだが、今は24時間スーパーも、けっこうあったりすると思うし、僕は状況が許すのなら、買い物は毎日することをすすめるな。

だいたいまず、色々ある食料品を、眺めて歩くということ自体が、まず楽しい。
とくにお腹が減っているときは、どれもおいしそうに見えるから、なおさらだ。
人間、食べるということは、生きていく上でいちばん基本なわけだから、食料品を見て歩いて楽しくない人というのは、人間である限り、いないのじゃないかという気がするな。

それでそうやってぶらぶらと、食料品を見てまわっていると、だいたいそのなかで、自分の食べたいものが、見つかるものなのだ。
冷蔵庫にある、食べてしまわなければいけないものじゃなく、そのとき食べたいものを食べるというのは、食べ物をおいしく食べる、間違いのないやり方なのじゃないかと思ったりする。

ときどき、というか、まだあまり料理に慣れていないと、しょちゅう、それを食べたいと思うのだが、どうやって食べたらいいのか、わからない場合も多いのだが、肉や魚だったら、ほとんどの場合、塩ふって焼けばそれなりに食べれるし、野菜だったら、ゆでておかかと醤油をかければ、まずそれほど間違いない。
だからどうやって食べたらいいか、よくわからなくても、とりあえず買ってしまって、なんでもいいから料理してみる。
失敗するともちろんヘコむが、うまくいくときだってあるし、いずれにせよ、そうやってちょっと冒険してみるほうが、楽しいに決まっているのだ。

あとその日に買ったものを、その日に食べるということは、材料が新鮮だから、2日も3日も冷蔵庫や冷凍庫に入ったものより、絶対においしいということもある。
というように、毎日買い物へ行くというのは、ほんとにいいことずくめなのだ。

僕が今日、スーパー「フレスコ」で買ったのは、イワシ。
やっぱり僕は、なぜか青魚が好きなのだな。
カレイとかよく売ってるが、あまり魅力を感じない。
イワシは今日、それなりの大きさだったが、3本で300円。
イワシにしては、微妙に高い感じもするよな。

それを梅煮にした。
煮魚は、基本は、10分煮ると思えばいいのだ。
それを強めの中火で、泡が大きく沸き立つようにしながら、煮ていくのだが、10分で、煮詰まる水の量というのは、鍋の形や大きさにもよるが、だいたいカップ1杯なのだ。
だから、調味料の合計が、カップ1から、1.5になるようにすれば、煮上がったときに、ちょうどよい汁の量が、残ることになる。

調味料は、水と酒、これは同分量くらい、つまり酒を、かなりたっぷり入れるわけだが、それに、醤油とみりんも、水や酒より少ないが、けっこうたっぷり。
それを計量カップにそそいでいき、全部でカップ1とか、1.5とかにするわけだ。
配合は適当にやっても、そうそう失敗することはないから、色々やりながら、自分の好きな配合を、見つけるようにしたらいいのだ。

それに、砂糖をカレースプーンで2杯とか3杯とか。
それから、今日は梅干をほぐしたのを2個分。

以上を、僕はフライパンに入れ、煮立ったらイワシを入れて、ペーパータオルの真ん中に穴をあけたものを上からかけて、強めの中火で炊いていく。
10分近くなって、汁が少なくなってきたら、ペーパータオルを取りはずし、スプーンで上から汁をかけたりして、ほどよく煮詰まったら出来上がり。

今日のイワシ、なかなか脂がのっていて、けっこううまかった。

あとは、冷奴のオクラのせ。
いま青菜がほんとに高くて、ほうれん草も小松菜も水菜も、どれも300円だったから、今日は省略。
青ネギも300円だった。
どうなってるんだ。
やはり猛暑の影響なのだろうな。

オクラは塩でもんで、さっとゆでた。
たしかにこのほうが、生のままのをのせるより、やわらかいし、粘りもでるから、おいしいよな。