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2011-06-18

ニラレバ炒め

今日は休日。
といっても、休日というのは、僕が自分で勝手に決めるわけで、休もうと思えばいくらでも、好きに休めるのだけれど、もちろんそんなことをしてしまうと食っていかれなくなるので、いちおう自分なりに、メリハリを付けた生活をしようとしているということなのだ。

やはり週に一回は、まったく意義のない、生産的なことはしない日を作るということは、大事なことなんじゃないか。
よく休肝日とか言うが、これも普段酒をたくさんのむためには、のまない日を作って、酒にたいする飢餓状態を作るということが大事だということなのだろう。
そうなのか。
いやしかし、タバコにしても、吸いたいなと思っても何度か我慢すると、そのあとようやく吸えたタバコが、うまいことうまいこと。
水泳でも、息継ぎで息を吸うためには、まず息を思い切り吐けと言われるしな。
僕は酒にかんしては、休肝日は作らないが、最近は昼酒は我慢するようにしている。
そうすると夜の酒がうまい。
休日は、午前中からビールはのむが、朝起きてすぐのむのは我慢して、ちゃんとサウナにはいって、万全の体制を整えてから、ようやくのむということにする。
それってぜんぜん我慢したうちにはいってないよ。

仕事はここしばらく、ライターの仕事をはじめている。
塾の講師は2度も面接で断られたけれど、ライターはあまり断られることがない。
それで時給は、それほど変わることはないのだから、まあ僕はライターに向いているということなのだろう。
塾の講師をやっていたら、時間も制約されるし、決まった場所へ行かなきゃいけないし、ずいぶん不自由だったと思うけれど、ライターはインターネットさえあればどこでもできるから、自由を何より重んじる僕の性質からすると、たいへん気分がいい。
これからどこへ引越しても、仕事ができなくなるということはないことになるし。
それでなんとかギリギリ、食べていけそうなのだから、ありがたいことだ。

書く内容というのは、風俗やら、発毛やら、金融商品やら、というものについて、宣伝のホームページやらブログやらで使われるためのもので、ほとんどゴミにちかいようなものなのだけれど、需要はいくらでもあるようだ。
決まったテーマが与えられて、これをネットの情報を参考にしながら、書いていくわけなのだけれど、内容が正しいとか、間違っているとか、そういうことは一切問われない。
とにかくまず、文章として辻つまが合っていることと、ネットの他の記事をそのままコピーしたものではないこと、さらに自分がこれまで書いたものと重複していないこと、大事なのはこの3点。
だからほとんど、限りなく肉体労働にちかくて、目から入ってきたネットの情報を、とにかくかいつまんで、それを自分の文章にしてキーボードで打つということを、いかに考えたり悩んだりすることなく、スムースに行うことができるかということが勝負になる。
同時通訳とかに、ちょっと近いところがあるのかもな。

ライターの最低価格は、500文字で150円というところが相場なのだけれど、これを10記事こなせば1500円ということになる。
10記事書くのに、調子がよければ、1時間では無理だけれど、1時間半はかからない、というくらいの時間で、僕はできることがわかったから、そうするとそれを1日5時間くらいのあいだで、40本くらいは上げられる。
そうすると6千円で、それを1ヶ月に25日ほど続けると、15万円ほどになる計算だ。
まあなんとか、ぎりぎり生活していけないこともない、というくらいなものにはなる。
これからしばらくは、これを続けていくつもり。

昨日は昼めし、あさりのむき身で汁を作ろうとして、昆布だしをとって、そこに酒とみりんとうすくち醤油で味を付けたのだけれど、ちょっと味を濃くしすぎてしまった。
というか、あさりのだしはほんとに淡いから、汁にするなら、吸い物的に、醤油と塩くらいで味付けするようにするか、または思い切りこってりと炊いてしまうか、どちらかにしないといけないのだろうな。
それをどちらでもなく、なんとも中途半端な濃さにしてしまったので、汁としてもイマイチだし煮物にもなっていない、まったく使えない食い物になってしまった。

晩酌はニラレバ炒め。
しかしこのニラレバ炒めというのは、材料費がほんとに安いな。
鶏のレバーが170円、それにニラが60円、もやし30円、計260円。
信じられん。
だいたいこのごろ、なんだか野菜が高くて、小松菜やら水菜やら、また200円くらいもしているものだから、ちょっと買う気がしないのだ。

これを昨日は、酒、醤油、みりん、砂糖、隠し味の八丁味噌、という日本の調味料に加えて、ニンニク、ショウガ、韓国とうがらし、ゴマ油という、中韓調味料フル出演の味付けをしてみた。
まあ悪くはなかったのだけれど、やはり日本酒には、この味はイマイチだったかな。
ジンロみたいな甘めの焼酎だったら、バッチリいけたかも。
今度はもう少し、和風の味で作ってみるつもり。

酒は宮城の「雪の松島」。