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2012-08-25

イカとジャガイモのピリ辛煮

きょうの晩酌。
イカはあっさりしているから、煮付けるときにはゴマ油で炒めるとうまい。
イカを煮付ける相手は里芋が定番だけれどジャガイモもイケる。
新鮮なイカならせっかくだから胴だけ煮付けて、下足はワタとあわせて即席の塩辛にする。
胴と中身がくっついているところを手を差し込んではずし、胴を手でおさえて中身をぐっと引きぬくようにすると、胴と中身はわりかし簡単にはずれる。






サラダ油少々で、細めに切ったジャガイモをやわらかくなるまで炒めて一旦取り出しておく。







あらためてゴマ油を強火で熱し、タテに入っている軟骨を引きぬき輪切りにした胴を、細かくちぎった鷹の爪といっしょに赤くなるまでさっと炒める。







ジャガイモを戻し入れてひと混ぜしたら、水4分の1カップほどをそそぎ1分ほど煮てイカの出しを取る。つづいて酒を4分の1カップ・・・。
砂糖を大さじ1、みりんを大さじ2。少しおいてからしょうゆを大さじ1。さらにしょうゆを大さじ1。
全体を混ぜながら強火で煮詰め、最後に酢小さじ1をたらす。
イカは煮過ぎてしまうと固くなるから、煮時間は5分程度におさえるようにする。






イカとジャガイモのピリ辛煮。







甘辛酸っぱいタレがこってりと絡みついている。







「ジャガイモとまたよく合うねー」
ポテトフライとイカリングは黄金の組み合わせだからな。






下足は即席の塩辛に・・・。
袋からしぼり出したワタに塩ひとつまみをしたところにブツ切りにした下足を2~3時間つけ、酒とみりん、レモン汁を1たらしする。






ナスの赤だしみょうがのせ。
これは八百屋のおじいさんとご主人オススメの食べ方。






厚揚げの焼いたの。
青ねぎをたっぷりふってショウガじょうゆ。






酒は焼酎水割りを3杯ほど・・・。







四条大宮のバー「Spiner's」へは、ほんとうなら毎日でも行きたいところなのだけれどガマンしている。
何ごともほどほどにできない僕は、顔見知りがたくさんできたSpiner'sへ行くとたのしくなってしまってどうしても席を立つことができず、これまで朝の6時より前に帰れた試しがない。
朝の6時まで飲んでも二十歳のころなら12時間くらい寝て一気に体力を回復できたけれど、今はなんとか普通の生活にもどるまでに丸2日はかかる。
そんなことを毎日繰り返していてはさすがに僕も生活が成り立たないから、今はSpiner'sへ行くのは週いっぺんにするようにしている。






昨日もSpiner'sへ行くと、桐島かれんの女性と麻生久美子の女性、市毛良枝の女性に初めて見かける女性の4人がカウンターにすわっている。
端にすわっていた市毛良枝の女性の隣にすわってしばらく話していると、初めて見る女性は東京の人で今日初めて来たというので、マスターのキム君がやはり東京人である僕の隣に市毛良枝の女性と席を交換してすわらせる。
和久井映見似の30代後半とおぼしきその女性は会社をやめ、リフレッシュのため半年間、家具付きのマンションに住みながら京都に滞在するとのこと。
東京人同士ということにくわえて血液型も同じAB型で気が合って、延々と長話することとなった。






まずは今日Spiner'sをどうやって見つけたのかについて。
それから四条大宮の飲み屋の特徴。
Spiner'sの長所。
関西と関東の飲み屋のマナーのちがい。






次に和久井映見の女性も三条商店街で買い物するということから、京都の商店街と三条会商店街の特徴。
魚屋と豆腐屋、八百屋、肉屋について。
個人商店で買い物するコツ。
京都と東京の食文化のちがいについて。





この時点で3時ごろになっていたところへ、桐島かれんの女性が入ってきた。
桐島かれんの女性とは、京都の家庭料理の話。
桐島かれんの女性がいかに化粧に時間をかけないかという話。
桐島かれんの女性が帰って4時。






ふたたび和久井映見の女性と、京都と東京の言葉のちがいについて。
和久井映見の女性がなぜ会社をやめたかについて。
東京と地方都市の生活のちがいについて。
僕がこれからの人生をどのように考えているかについて。






ここで時計を見たら6時。
さらにまだ残っていた熊の男性と和久井映見の女性が話をするのをぼんやりと聞きながら、ズルズルと居座る。






Spiner'sを出たのは7時。
もう太陽は、朝というより昼の気配になっていた。