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2012-10-02

サンマ甘露煮、ひろうず

今日の晩酌は・・・。
魚屋へ行ったら「秋のサンマ祭」をやっていて、いつも250円で売っているLサイズのお造り用サンマが120円。
5尾買って、3尾を甘露煮、2尾は酢じめにして明日食べることにする。

豆腐屋ではひろうず。
これはだしでコトコト炊く。

八百屋で買ったナスはじゃこ炒め、中抜き菜は浅漬、トマトは塩で食べる。





甘露煮は、圧力釜でなく普通の鍋で炊くほうが、脂が抜けずにおいしくできる。
炊いているあいだは何の手間もかからないから、仕事をしながらやってしまう。



サンマは頭を落とし、腹を割いてワタをかき出し筒切りにする・・・。
だし昆布をひいた鍋にならべて日本酒をカップ1、みりんとしょうゆをカップ4分の1、砂糖を大さじ3~4、実山椒か細切りのショウガ、そして水をたっぷりとかぶるくらいに入れて火にかける。
出てきたアクはすくい取る・・・。





落としブタをして、とろ火でコトコト2時間煮る・・・。






最後は落としブタをはずして火を強め、煮汁をかけて照りを出しながら煮詰める。






サンマ甘露煮。






ひろうずは、おでんくらいの濃さのだしで30分ほどコトコト煮る。






ナスは5ミリ厚さほどに切ってゴマ油で炒め、ちりめんじゃことしょうゆで味付けする・・・。






ざく切りにした中抜き菜は塩をふり、だし昆布といっしょに漬物器で漬け込む。






トマトはくし切りにして塩を添える・・・。






いただきます。
酒は日本酒・・・。





さすが魚屋のサンマは、スーパーのより断然おいしい。






ひろうずの中身は銀杏ときくらげ・・・。











おっさんは和久井映見と、得難い出会いをしたと思う。

和久井映見とはものの考え方や感じ方が似ている。
食べ物の趣味も合う。
仕事に疲れ、休暇をとった和久井映見と、やはり仕事に疲れ、会社をやめたおっさんとは境遇も似ている。

京都でたまたま出会った和久井映見を、もし失うようなことがあれば、おっさんはもうこの先死ぬまで、ここまで気の合う女性と出会うことはできないのではないかと思う。



和久井映見と過ごす時間はおだやかに流れる。
「幸せ」とはこのようなことだと、おっさんには思える・・・。



日本はこれまで、あまりに経済のことばかり考えてきたのではないのか。
どんなに広い家や大きな車があったとしても、そこで人が心地よく過ごせなければ意味がない・・・。



「はいはい、ごちそうさまでした」
あはは、ついまた盛り上がりすぎてしまったな。