『かまどさん』は、史上最強においしいご飯が炊ける土鍋です。
かまどさんで炊いたご飯は、ぼくが未だかつて食べたすべてのご飯の中で、
最もおいしいと思っています。
ただぼくは、かまどさん、
持ってるんですけど、使ってないんですよね･･･。
その理由は、まず第一に、
かまどさんを使うと、あまりに簡単に、おいしいご飯が炊けてしまうこと。
簡単すぎて、挑戦意欲が湧かないんです。
それよりも、普通の鍋を使い、
火加減や時間をあれこれ工夫したほうが面白いです。
それからかまどさんは土鍋なので、
手入れにそれなりに気を使わないといけないです。
水に浸しっぱなしにして、一晩とか置いちゃダメですね。
さらにかまどさんは、IHで使えないので、
IH一口とカセットコンロですべてを調理するぼくにとっては、
ちょっと使い勝手が悪いです。
ただ料理に面白さをそれほどまで求めず、皿洗いはマメにやり、
2口以上のガスコンロがある人は、
かまどさんは、絶対的にオススメです。
特に高級な米を買わなくても、
料亭かと思うようなご飯が炊けます。
一般に土鍋は、炊飯器で炊くよりおいしいご飯が炊けるといいますが、
これは遠赤外線の効果だそうですね。
土鍋が熱せられ、遠赤外線が発することにより、
米を芯から温めてくれるということみたいです。
かまどさんの場合は、その遠赤外線効果を
さらに高める工夫がされています。
かまどさんは、普通の土鍋の倍くらいの値段がするんですが、
それももっともだと思えるのは、
普通の土鍋の倍くらいの重さがあることです。
鍋肌の厚みは、きちんと測ったわけではありませんが、
2センチほどもあるのではないでしょうか。
この分厚い鍋肌から、普通の土鍋より強力な遠赤外線が発することにより、
普通の土鍋より、さらにごおいしくご飯が炊けるのだと思います。
炊けたご飯の湿気を吸収する効果もあるとのこと。
おひつに入れ替えるのと同じ効果があるのだそうで、
ご飯がべとつかず、さらりとした炊き上がりになります。
かまどさんでご飯をたくのは、簡単です。
1合炊きの場合なら･･･。
- 米を研ぎ、1割増しの水を入れて20分浸す。
- 中火にかけ、10～12分たったら火を止める。
- そのまま15分蒸らす。
火加減はまったく不要でありながら、
炊飯に理想的な温度変化を、自動的にしてくれるのだそうです。
「ご飯を鍋で炊く」というと、吹きこぼれを心配する人もいるかもしれませんが、
かまどさんには中ぶたがありますので、
吹きこぼれは全くありません。
またこの中ぶたは、鍋の中の圧力を高める効果もあり、
それもかまどさんでおいしいご飯が炊ける
一つの理由になっているそうです。
「1合以上のご飯も炊けるの？」
1合炊き、2合炊き、3合炊き、5合炊きの4種類あるんだよ。
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